WORK
作品のご紹介
「旅するモーツァルト」について
2019年5月9日
オワゾの展覧会のために、旅するモーツァルトの10号スクエアを描いている。
DMの締め切りが近いので、ちょっと根を詰めているが、旅した年号や、そこで作られた曲などのケッヘル番号を書いたり、エピソードなど、調べているうちに、頭の中が、モーツァルト漬けになってしまった。
今から250年くらい前、よくぞこんな広範囲でヨーロッパを旅したものだと感心しながら、持っているモーツァルトの楽曲をBGMで流しながら、まだ、ウィーンも、パリも、イタリアも描けてない!と、焦っている。とほほ。
ここ最近は、料理もせず、冷凍庫に保存してあったお宝保存食で、しのいでいる。
それにしても、モーツァルトの曲はなんて華やかで儚いのだろう。
全ての楽器の一番素晴らしい音色を引き出す魔法の力を持っていたに違いない。
丸一日椅子に座り続けて、お尻がさすがに痛くなって来た。
---トルコ行進曲が流行ったのは、オスマントルコのウィーン包囲から1世紀経った記念だったのかとか、キラキラ星変奏曲は、母親を亡くした年に作ったのか、数年後だったのか?とか、色々な事を知るにつけ、わずか35歳の年月を駆け抜けるように生きたモーツァルトが、とても身近な人になった。